足は上げるべきか?バッティングの上達のコツ

足は上げるべきか?バッティングの上達のコツ

足を上げる バッティング

 

バッティング時に足を上げる選手って多いですよね。

 

 

スイング時のステップの方法として

 

 

足を上げる

 

すり足

 

ノーステップ

 

 

大きく分けてこの3つに分かれます。

 

 

これら3つのステップはどれが正解、どれが間違いというのはないので選手によって自分に合ったステップであればどれでも問題ないです。

 

 

 

ステップについてはバッティング 自分に合ったステップでヒットが量産出来る!で詳しく7解説をしていますがおそらく一番多いのが足を上げる選手だと思います。

 

 

これ自体は別に何の問題もないのですが、ここで一度考えてもらいたいのが

 


なぜ足を上げるのか?

 

 

スイングの時に足を上げるということを当たり前だと思っており、このことを考えたことがないという人は実は結構多いです。

 

 

そもそも足を上げるという動作はバッティングに本当に必要なのか?

 

 

もし足を上げることが打てない原因になるのであれば必要はないですよね。

 

 

でもプロ野球の好打者にも足を上げる選手は多くいます。

 

 

 

では結局

 

 


バッティング時に足を上げるべきなのか?上げないべきなのか?

 

 

そこで今回はバッティング時に足を上げるというテーマについて紹介をしていきたいと思います。

 


結論

足を上げる バッティング

 

結論から言ってしまえば足を上げるべきかどうかは選手によって変わります

 

 

 

なので私が絶対に足を上げるべきだ!というようにその選手を実際に見ずに言うことは出来ませんし、とても無責任な発言になります。

 

 

 

ただし、これは決してどちらでも良いというような意味ではなく先ほども言ったように

 

 

なぜ足を上げるのか?

 

 

 

これをしっかりと理解することが何より大切で、そのうえで自分は足を上げるべき選手なのか?それともすり足やノーステップの方が良いのか?

 

 

このような結論にたどり着くのが一番理想的です。

 

 

カッコいいから

 

あの選手が足を上げているから

 

なんとなく足を上げたいから

 

 

こういった理由ではなく、なぜ足を上げるのかをその選手自身がしっかりと理解することが足を上げるべきかどうかの結論だと私は思っています。

 


足を上げる理由とは

足を上げる バッティング

 

 

次になぜ足を上げるのかについての解説をします。

 

 

足を上げるのは当たり前のことという認識の人も多いですが、足を上げるという動作にはしっかりと理由があります。

 

 

これも選手によって異なるのですが足を上げることによって

 

 

タイミングを取りやすくしている

 

軸足に体重が乗せやすい

 

踏み込みを強くしたい

 

こういった理由が足を上げる主な理由になると思います。

 

 

 

では違いを分かりやすくするために足を上げないすり足ステップと比較をしていきます。

 

 

まずタイミングを取りやすくしているという点について個人差があるので足を上げるのか、すり足にするのかは選手ごとの感覚次第です。

 

 

足を上げた方がタイミングが取りやすいという選手もいればすり足の方がタイミングが取りやすいという選手もいます。

 

 

ですので先ほど言ったただなんとなく足を上げるのではなく、なぜ足を上げるかを考える必要があります。

 

 

今まで足を上げていたけれど、すり足にしたらタイミングが合わせやすくなった

 

 

このような例はよくあることです。

 

 

 

2つ目の軸足に体重が乗せやすいというのは足を上げる大きなメリットと言えます。

 

 

 

バッティングでは体重移動をする選手がほとんどで、その際に軸足に体重をためます。

 

 

実際にやっていただければ分かりやすいですがすり足で軸足に体重を乗せるよりもしっかりと足を上げた方が軸足にしっかりと体重が乗っている感覚は強くなると思います。

 

 

ですがこれだけ聞けば足を上げるべきだと思ってしまいそうですが、必ずしもそうではないです。

 

 

足を上げることで軸足に体重がグッとかかります。

 

 

ですがその体重は軸足の内側に溜めることが必要で、外側に体重が逃げてしまってはいけません。

 

 

足を上げることで体重を溜められるのは軸足がほとんどになり、その体重を軸足でうまくためることができないとバランスを崩したり、打てなくなる原因になります。

 

 

一方ですり足の場合、体重がしっかりと乗っている感覚は足を上げるのに比べると弱いですが、調整はしやすいですし、打ち側にもためやすいです。

 

 

ですので足を上げることで体重が軸足にかけやすいのは事実ですが、それをうまく溜めることが出来ないと意味がありません。

 

 

 

このあたりも足を上げるかどうかの判断基準になります。

 

 

 

3つ目の踏み込み強くしたいというのも、足を上げた方がしやすいです。

 

 

 

ただし足を上げた状態から勢いが強すぎて前に体ごと突っ込んでしまったり、軸が完全にブレてしまうこともあります。

 

 

その点すり足ではそのあたりの調整もしやすいです。

 

 

 

以上が足を上げる理由と、すり足ステップとの違いになります。

 

 

 

足を上げるかどうかの判断基準を分かりやすくするために足を上げることで生じるデメリットについての内容も多くなりましたが、そうならないように足を上げていてもスイングが出来るのであれば問題はないです。

 

 

足を上げること自体が悪いわけではなく、足を上げることで生じやすくなるデメリットがあることをしっかりと理解しておいてください。

 

 

 

そのうえで

 

 

自分は足を上げても問題なく、足を上げることのメリットを活かすことが出来るかどうか

 

 

 

これを判断していくことが大切です。

 


まとめ

今回はバッティング時に足を上げるべきかどうかについていろいろと紹介をさせていただきました。

 

 

記事中でも書いた通り、足を上げること自体は何も悪くないです。

 

 

足を上げることで得られるメリットもありますし、それをバッティングに活かせばより良い成績を残せると思います。

 

 

ですがその一方で足を上げることで生じやすいデメリットもあります。

 

 

 

そういった点をまずはしっかりと理解をしてください。

 

 


自分はそのデメリットを感じることなく足を上げて打つことが出来るか?

 

 

 

最終的にはこれで足を上げるべきかどうかを判断し、より自分に合ったステップを見つけて下さい。

 

 

 

 

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