動体視力の鍛え方
では続いて動体視力の鍛え方について紹介していきます。
普通の視力の場合は一度落ちてしまうと、メガネやコンタクトレンズ、レーシックなどをすることで回復させることは出来ますが、自力での回復は難しいです。
しかし、動体視力の場合は自分で鍛えることが出来ますし、それが動体視力の特徴でもあります。
動体視力の鍛え方としてまず紹介するのが、指を使ったトレーニングです。
まず両手の親指を立てて、肩幅からそれより少し広いくらいの間隔で自分の前に位置させます。
この親指の先端を両目を動かしながら交互に見ていきます。
この時、顔は動かさず目だけを動かすことを意識してください。
10往復を3セットほど行えば十分です。
やることは基本的にこれと同じで、あとは親指の位置を上下にしてみたり、斜めにしてみたり、いろいろな位置にし、その指の先端を同じく目で追っていきます。
また、2人以上で出来る場合は相方に指を動かしてもらい、その指を目で追うというのも動体視力のトレーニングとして効果的です。
この時も顔は動かさないように意識し、慣れてきたら指を動かすスピードを早くしてもらいましょう。
これらをすべて行っても1日10分もかかりません。
たくさんやれば良いというわけでもないので1日10分程度この動体視力のトレーニングをするのを毎日続けることで動体視力は徐々に鍛えられていきます。
個人としてこのメニューを取りれてもいいですし、チームとしてどこのメニューの時間を作っているチームも多くあります。
続いて紹介するのが動体視力トレーニングメガネです。
動体視力トレーニングメガネとは見るチカラを鍛えるというのがコンセプトである、多くのアスリートが愛用するメガネです。
どういったメガネかと言いますと、かけるとレンズが点滅し、見えにくくなるのと同時に脳を活性化させていきます。
それと同時に眼の筋肉を刺激し、動体視力を鍛えていきます。
その他にも集中力の向上や判断力の向上などの効果もありますし、動体視力の低下を防ぐ効果もあります。
大学生、それ以上の社会人野球や草野球などでプレーする人はもちろんですが、小中高生といった動体視力の発達期に使用することで動体視力のピークである20歳ごろの状態まで動体視力を持っていくことを可能にします。
多くのアスリートが愛用しているのもそうですし、TVなどのメディアでも多く紹介されているものです。
≪バッティングと動体視力の関係
まとめ
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