野球 スイングスピードは筋トレでは上がらない！最も効果がある方法は？
スイングスピードを上げたい！
このように野球選手は多いですし、実際スイングスピードを上げることでバッティングのパフォーマンスに大きく影響します。
さて、そんなスイングスピードについてですが、どうすればスイングスピードが上がるかをご存知でしょうか？
スイングスピードを上げる方法については色々な方法が言われることが多いですが、その中の１つに筋トレがあります。
しかし、個人的にはこれは大きな間違いだと思ってます。
スイングスピードを上げようと筋トレをするとむしろスイングスピードが落ちることが多いですし、バッティング全体に悪影響を及ぼすことがあります。
ではスイングスピードを上げたいなら一体どんな練習をすればいいのか？
今回はスイングスピードと筋トレの関係と、スイングスピードの上げ方について紹介していきたいと思います。
スイングスピードと筋トレ
ではまずスイングスピードを上げるために筋トレをするのは逆効果と考えるのかを説明したいと思います。
まず大前提に、私は筋トレをすべて否定するわけではありません。
ただやみくもに筋トレをし、筋力を増やすことを否定しています。
自分に必要な筋肉、どこの筋肉が必要か、そういった点をしっかりと知ったうえで正しい筋トレをするのであれば効果はあるのかもしれません。
しかし、プロ野球選手ならともかく、高校生や中学生などではトレーナーなどの筋トレや筋肉、トレーニング全般の知識が豊富な人はいないと思います。
少ない知識でただ筋トレをすると、筋肉は確かにつきますが、それがバッティングに必要な筋肉ではないこともありますし、その筋肉や筋力を自分でうまく使えないなんてことが非常に多いです。
必要な筋肉を必要な分正しい筋トレで身に着けることができるのであれば筋トレがスイングスピードを上げるのに効果があるのかもしれませんが、特にアマチュア野球ではそれは難しいのかなと感じます。
また、マスコットバットなどの重たいバットでの素振りもスイングスピードを上げるために取り入れている選手が多いですが、マスコットバットでの素振りも効果はないですし、むしろスイングスピードが下がることの方が多いので注意が必要です。
マスコットバットでの素振りについては下の記事で詳しく紹介しています。
スイングスピードの上げ方
では筋トレではなく、どのようにしてスイングスピードを上げればいいのか？
私が最もスイングスピードを上げるのに効果的と考えるのが素振りです。
え？と思った方も多いと思いますが素振りは最強のバッティング練習！素振りの本質を知り打率を上げる！でも紹介していますが素振りはものすごい効果のあるバッティング練習ですし、スイングスピードを上げるのにも非常に効果があります。
もちろん素振りという表現をしましたが、ティーバッティング、ロングティーなどの実際にボールを打つ練習もスイングスピードを上げる練習になります。
要はしっかりとバットを振ることが大切と言うことです。
ただこの際に先ほど言ったようにマスコットバットなどでの重たいバットでの素振りではなく、普段使用している重さのバットで素振りをしてください。
なぜ普通のバットでの普通の素振りがスイングスピードを上げるのに効果があるのかと言うと、私の考えでは
バッティングに必要な筋肉はバッティングで身につける
このように思っています。
どういうことかと言いますと、バッティングに必要な筋肉はバッティングをしていく中で自然に身に着けていくのが理想ということです。
分かりやすく言いますと、例えばウエイトトレーニングで筋肉をたくさんつけたとします。
しかし、その筋肉はバッティングにすべて使う筋肉か？そしてウエイトトレーニングよって身に着けた筋肉をバッティングでうまく活かせるのか？
そう考えると必ずしもそうではないと思いますし、バッティングに必要のない筋肉までつけてしまうと、それこそバッティングフォームを乱したり、スイングスピードが落ちる原因にもなります。
一方でバッティング、今回の場合は素振りを繰り返す中で身に着けた筋肉ではどうでしょうか？
素振りとは言えど、実際にバッティングで行う動きです。
その動きをする中で身につく筋肉は当然バッティングで使う筋肉ですし、そもそも自分で使った筋肉ですので自分でもしっかりと扱えるはずです。
確かに、ウエイトトレーニングなどに比べると筋肉をつけるスピードにおいては劣りますが、バッティングに必要な筋肉、自分でしっかりと扱える筋肉を必要な分だけ身に着けることができます。
こうして身についた筋肉はスイングスピードを上げるのに役に立つと言えるでしょう。。
お分かりいただけたでしょうか？
賛否両論あるかと思いますが、スイングスピードを上げるには筋トレによる筋力アップではなく、バッティング、素振りによる筋力アップがより効果がありますし、バッティング全体のパフォーマンス向上につながりやすいと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
今回はスイングスピードと筋トレの関係とスイングスピードの上げ方について紹介させていただきました。
バッティング、スイングスピードを上げるのに必要な筋肉はバッティングで身に着ける
これが私の考えです。
これが正しいという人もいれば間違いだという人もいるかもしれません。
しかし、スイングスピードを上げるのも大切ですがバッティング全体のパフォーマンスが落ちてしまってはいけません。
そういった点まで考慮するとやはり、今回紹介したように素振りがスイングスピードを上げる方法として最も効果があるのではないかと思っています。
また、科学的にも証明されていますがスイングスピードを上げたいのでしたらプラスチックバットでの素振りもおすすめしています。
プラスチックバットでの素振りについては下の記事で詳しく紹介していますので良かったら参考にしてみて下さい。
スイングスピードを上げたいならプラスチックバットを振れ！野球バッティング上達方法
たった７日で打率を上げる練習
たった７日で打率を上げる方法ことができるのか？
もちろんそれは難しいことですが、もし７日間必死に一生懸命練習を続けることができる人なら可能です。
バッティングとは非常に難しいイメージが強いものですが実際は意外とシンプルで基本的な部分をしっかりと理解し、身に着けることで打率は上がります。
その基本的な部分というのは知っているか知っていないか、ただそれだけの差です。
もし、あなたが本当に打率を上げたい！今よりも良い打者になりたいと思うのであれば７日間本気でバッティング練習に取り組むことで、それに必要なバッティングの基本的な部分とバッティングに必要な技術を身に着けることができます。
野球選手であればしっかりと練習に取り組めるということが条件ですがどんな選手でも大丈夫です。
特にまだ基礎が身についていないお子さんを持つ親御さんなどには指導の役に立つと思います。
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