飛距離を一気に伸ばす方法
ヒットが打てるようになるとそこで満足せず、ホームランを打てるようになりたいと思うのが普通だと思います。
というよりも、どちらかというとヒットよりホームランの方が打ちたいと思います。
ですがヒットが安定して、狙って打てるようになってから初めてホームランを狙うようになるべきだと私は思います。
それに、打率2割や3割でホームランを打つ人より打率5割や6割でホームランを打てない選手の方がチームとしては大きいと思います。
とはいえ、ヒットがある程度簡単に打てるようになったら、相手ピッチャーのレベルによってホームランを狙ってみるのもいいと思います。
ではどうやったらホームランを狙って打てるようになるのか?
今回はそのことを紹介したいと思います。
体重移動を身につける
飛距離を伸ばすのに手っ取り早いのは体重移動です。
私が思うにヒットを打つのには体重移動は必要不可欠というわけではないです。
なので体重移動は打撃指導を受ける際に必ず耳にする言葉ですがヒットを打つだけでいいのならそこまで重要ではありません。
ですが身に着けて悪いことではないです。
身に着ければ確実に打球は変わります。
それにホームランを打ちたいなら確実に身に着けておきたいことです。
ですがよく質問されるのが体重移動とはなにかよくわからないということです。
実際に体重移動が出来ているのかわからないという人が結構多いのが現実です。
体重移動はよく耳にする言葉ですが意外と難しいんです。
私も体重移動を完璧に身につけたのは高校2年の冬頃です。
↓体重移動についてはこちらで説明しています↓
ここでは体重移動の説明については省略させていただきます。
では体重移動を身に着ける練習メニューを紹介します。
寸止めティーバッティング
では最後に飛距離を一気に伸ばすバッティング練習を1つ紹介します。
今回紹介するのは寸止めティーバッティングという練習メニューです。
やり方はまずバットを普通に持ち、右バッターは右腕、左バッターは左腕を腰につけた状態にします。
右バッターの左腕、左バッターの右腕は腰につけなくてもいいですが脇が開かないように注意してください。
その状態でティーバッティングを行います。
そのとき注意するポイントは
・腰につけた腕は腰から離さないこと
・バットはボールをとらえたポイントで止めること
このメニューの目的は簡単に言うと
バットを固定して体重だけでボールを飛ばす
腕の力を頼らずにボールを飛ばすには体重移動が必要です。
このメニューは体重移動ができないとボールは全く飛びません。
なのでまずはトスしてもらったボールを近くのネットに強い打球が打てるようになるまで打って下さい。
そしてある程度強い打球が打てるようになったと思ったら距離を伸ばしてロングティーのようにしていきます。
これが出来るようになると体重移動がどれほどに飛距離を伸ばすのに大切かわかると思います。
バットを固定した状態ですが体重だけで外野の頭を越えることも可能です。
最初はなかなか飛ばないと思いますが続けてやってみてください。
やり方を間違えなければ必ず飛距離は伸びます。
バックスピン
飛距離を一気に伸ばす方法としてボールにバックスピンを意図的にかけるという方法があります。
ホームランバッター=パワーがある
こんなイメージがある人も多いと思いますが、これは間違ってはいませんが正しくもないです。
もう少し正確に言うとホームらバッターというのはホームランの打ち方を知っているんです。
ホームランの打ち方についてはホームランの打ち方のコツと効果的な練習メニュー5選!で詳しく解説していますがそのうちの1つがバックスピンなんです。
ホームランバッターの打球の特徴として打球がものすごく伸びるという光景をよく目にすると思います。
打球が伸びれば当然その分飛距離も一気に伸びますし、ホームランにもなりやすくなります。
そして伸びる打球を飛ばすにはバックスピンをかけることが必要となり、それを意図的に出来るようになれば飛距離は間違いなく一気に伸びます。
バックスピンを意図的にかけれるようになるための練習メニューは↓の記事で解説、紹介しています。
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