バッティング 頭が動くと打率も下がる!スイング時に気をつける事
バッティング時に頭が動いていませんか?
バッティングの成績は技術面が大きいと思い、こういった小さなことに気づかずバッティングをしている人が意外と多くいます。
もちろん、バッティングにおいて技術は重要ですし、その技術を身につけるために練習をするわけです。
しかし、その身につけた技術もバッティング時に頭が動くといった小さなことで活かしきれないということもあります。
バッティング時に頭が動くというのはあまり意識していない選手も多く、無意識に動いてしまっている選手もいます。
打席に入ると、ヒットを打つぞ!思い切り振るぞ!というようなことを考えてしまいがちですので、頭が動くというような小さなことに意識がいかなくなるというのも分からなくはないです。
ですが、その動く頭を改善すること出来れば、今よりもきっとバッティングの成績は良くなると思います。
さて、ではバッティング時に頭が動くとなぜいけないのか?
今回はそんなバッティング時に頭が動くという点について紹介していきたいと思います。
バッティング時に頭が動くとどうなるか?
ではまずバッティング時に頭が動くと何がいけないのか?どういったデメリットがあるのかを紹介していきます。
かなりザックリ言うと、頭が動くことでボールを正確に見ることが出来なくなるというのが最大のデメリットです。
バッティングとはピッチャーの投げたボールを目で見ることでその情報を得ます。
そして、その得た情報をもとに、その球を打ち返すスイングをしていくということになります。
分かりやすくするためにあえて極端な例を出します。実際にやってみても良いです。
わざとでいいのでバッティング時に頭を動かしながらボールを打ってみて下さい。
この時、ボールがブレたり揺れて見えると思います。
どこにボールがあるのかという正確な情報を得ることが出来ず、この辺にボールがあるというような感覚でスイングに入るしかないです。
もちろんたまたまジャストミート出来たということもあるかもしれませんが、確率は間違いなく低くなっています。
これは極端な例ではありますが、バッティング時に頭が動くことで影響の大きさは違えど、これと同じことが起きてしまうのです。
バッターはピッチャーが投げたボールを目で見ることで、そのボールの情報(コース高さなど)を得ます。
そして、その情報を処理し、それに対する動きを脳から信号として体全体に送られスイング動作に入ります。
ピッチャーが投げた瞬間からバットに当たるまでの一瞬でこのようなことを無意識に行っているのです。
もう少し、分かりやすく説明すると、ピッチャーがボールを投げた瞬間に見たボールの情報から、球の軌道や球種、コース高さなどの情報を処理しし、それをもとにここにボールが来るだろうと判断してそれに対するスイングをしているということです。
バッティング時に無意識にこのようなことが起きているのです。
当然ではありますが、ボールの情報をしっかりと得ることが出来ない、しっかりと処理することが出来ないというのはバッティングにおいて致命傷とも言えます。
極端な話、目を閉じた状態でバッティングを行えばどんなに素晴らしい技術を持っているバッターも打つのは難しいです。
以上がバッティング時に頭が動くと打てなくなる理由です。
バッティングは技術云々の前にしっかりとボールを見ることで、ボールの情報を正確に得るとが重要になります。
そのために頭が動くという選手はそれを改善することで、今よりはボールが見やすくなると思います。
頭が動く原因
では続いてバッティング時に頭が動く原因について紹介していきたいと思います。
バッティング時に頭が動くとどのようなデメリット、影響があるのかはお分かりいただけたと思います。
しかし、最初にも言いましたが、無意識に頭が動く選手が多くいます。
こういった場合、周りの指摘や自分の意識がないと頭が動くのを修正できないです。
その無意識に頭が動く原因として個人的に最も多いと感じるのが踏み込みです。
どういうことかと言いますと、バッティングのスイング時に足を上げ、そして上げた足を踏み込んでボールを打ちに行きます。
この踏み込みの際に、勢いのあまり目線がズレてしまったり、足を上げた状態の時より目線が下がってしまっている選手が多くいます。
別に足を上げることや踏み込みに勢いをつけることが悪いということではないです。
ただ、そういった選手の中には無意識に頭が動いてしまっている選手が多くいますのでもし自分が足を上げるのであれば頭が動くかどうかを意識してみて下さい。
また、周りにそういった選手がいた場合は無意識に頭が動いていることがありますので指摘をしてあげて下さい。
他に頭が動く原因として大きいのが体勢を崩されることです。
ピッチャーはストレートに加え、変化球でボールに変化や緩急を加えてきます。
配球が上手いバッテリーと対戦すると、どうしても体勢を崩されてしまうということもあるかと思います。
体勢が崩されると当然頭も動くことになりますし、目線も大きくずれてしまいます。
私自身、ピッチャーだったということもあり、やはりピッチングをする際はいかにして打者のタイミングを外すか、いかにして打者の体勢を崩すかを考えながら投げていました。
相手投手の変化球のキレや変化量、予期せぬボールが来るなどによってはどうしても体勢を崩されてしまうこともあるかと思いますが、基本的には体勢を崩されないように、頭が動くことのないように意識をしてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はバッティング時に頭が動くという点についていろいろと紹介させていただきました。
記事中でも紹介しましたが、どんなに素晴らしいバッティング技術を持っていても、頭が動くことでそれが活かしきれないということもあります。
練習によって身につけたバッティング技術を活かすためにはまずボールをの情報をより正確に得ることが大切です。
そのためにもバッティングに頭が動くという方は改善をしていきましょう。
間違いなくボールの見え方がこれまでとは変わってきますよ。
たった7日で打率を上げる練習
たった7日で打率を上げる方法ことができるのか?
もちろんそれは難しいことですが、もし7日間必死に一生懸命練習を続けることができる人なら可能です。
バッティングとは非常に難しいイメージが強いものですが実際は意外とシンプルで基本的な部分をしっかりと理解し、身に着けることで打率は上がります。
その基本的な部分というのは知っているか知っていないか、ただそれだけの差です。
バッティングには上達、打率を上げる妨げになる要素がが7つあります。
それが
・肩に力が入っている
・ボールを待てない、打ちに行ってしまう
・体の開き
・体が突っ込んでしまう
・バットが悪い形で下から出る
・スイングが外回りしてしまっている
・バットが出てこない
この7つです。
バッティングにおいてまず大切なのは基礎を作ること、基本的なスイングを身に着けることです。
これが出来ずにいろいろな技術などを身に着けようとしたり、取り入れようとしても基礎となるスイングが正しく出来ていないとなかなかバッティング上達にはつながりません。
そしてこの7つの要素に焦点を集中させることで、7日間で正しい基礎となるスイングを身に着けることが出来ます。
もし、あなたが本当に打率を上げたい!今よりも良い打者になりたいと思うのであれば7日間本気でバッティング練習に取り組むことで、それに必要なバッティングの基本的な部分とバッティングに必要な技術を身に着けることができます。
野球選手であればしっかりと練習に取り組めるということが条件ですがどんな選手でも大丈夫です。
特にまだ基礎が身についていないお子さんを持つ親御さんなどには指導の役に立つと思います。
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