インコースの打ち方!坂本勇人選手らのスイングを解説

インコースの打ち方!坂本勇人選手らのスイングを解説

インコース 打ち方

 

 

 

インコースの打ち方が分からない

 

 

 

こういった悩みを持つ人は多いです。

 

 

インコースの球をどうしても詰まってしまう、差し込まれてしまう。

 

 

体の近くの球を打とうとするとどうしても窮屈になってしまい、自分のスイングが出来ない。

 

 

 

インコースが打てない原因はこういったことが当てはまると思います。

 

 

 

ですが、プロ野球の解説などを聞いていると、インコースは危険なんて言葉を耳にしませんか?

 

 

日本ではアウトコース中心の配球が主流であり、困ったらアウトローなんて言われることも多いです。

 

 

つまり、インコースというのは打ち方さえ知っていれば、打ち方さえ身につけてしまえば得意なコースにもなりやすいのです。

 

 

 

ではインコースの打ち方とは一体どんな打ち方なのか?

 

 

 

そこで今回はインコースの打ち方についてプロ野球選手を例に出しながら解説をしていきたいと思います。

 

 


インコースの打ち方@ 打席の立ち位置を変える

インコースの打ち方の1つとして打席の立ち位置を変えるという方法があります。

 

 

インコースが苦手であればホームベースからやや離れて打席に立つことでインコースギリギリのストライクの球を窮屈になることなく打てるようになります。

 

 

 

プロ野球選手ですと長野久義選手がこのインコースの打ち方をする代表例です。

 

 

インコース 長野

 

画像引用元 https://www.ad-vank.com/2016/10/07/post-4990/

 

 

長野選手の場合はインコースが苦手というよりはアウトコースが得意とのことなので少しでもインコースが打ちやすくなるようにとホームベースから結構離れて立っています。

 

 

このように打席の立ち位置を変えるだけでインコースの打ちやすさは大きく変わることもあります。

 

 

 

ただしデメリットとしてアウトコースの球が打ちにくくなってしまうことも選手によってはあるかもしれません。

 

 

アウトコースが得意な選手、もしくはアウトコースの打ち方を身につけたうえで打席の立ち位置を変えてみると良いかと思います。

 

 

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インコースの打ち方A 肘をたたむ

続いて紹介するインコースの打ち方が肘をたたむという動きです。

 

 

インコースを打つときに窮屈に感じてしまう原因の1つとしてトップの位置からそのままバットを出してしまうことがあります。

 

 

そこで右バッターなら右ひじ、左バッタなら左ひじを内側にたたむように動かすことで、スムーズにインコースの球に対してスイングが出来るようになります。

 

 

プロ野球選手ですとインコース打ちと言えばという選手である坂本勇人選手がこのインコースの打ち方をしています。

 

 

インコース 坂本勇人

 

画像引用元 https://baseballspot.net/archives/10854/

 

 

右わきが開いているトップの状態からそのままスイングをしてしまうと右わきがどうしてもスムーズにスイング動作に入れません。

 

 

肘をたたむことで脇がしまり、インコースの体に近い球に対してもしっかりとバットを出せるスイングになっています。

 

 

 

注意点としては左ひじの使い方も気を付けるようにしてください。

 

 

ただ右ひじをたたむだけですとスイングが出来ても窮屈になってしまいます。

 

 

よく左ひじを抜くという表現をされますが右ひじをたたむかわりに左ひじを抜くようにあけてあげるとバットがスムーズに出てきます。

 

 

すぐに出来るようになるのは難しいかもしれませんが、この動きをスムーズに出来るようにあればインコースはかなり楽に打てるようになると思います。

 

インコースの打ち方B スペースを作る

3つ目のインコースの打ち方はスペースを作ることです。

 

 

どういう意味かと言うと、体の近くにくるインコースの球に対して、スイング動作の中で体とボールの距離を作ってあげることで窮屈にならずにスイングが出来るという打ち方です。

 

 

 

分かりやすいプロ野球ですと中村晃選手はこのインコースの打ち方をしています。

 

 

インコース 中村晃

 

画像引用元 https://baseball-nanj.com/blog-entry-13126.html

 

 

この画像では分かりにくいですが、右わきを大きく開けることで打つポイントを前にすることを可能にしています。

 

 

そうすることでインコースの球に対して力強く振れるポイントで打つことができ、強い打球を飛ばせるということです。

 

 

体の近くに来る打ちにくい球を、自ら距離を作ってあげることで普段通りのポイントで打つことが出来る打ち方。

 

 

これが中村選手のインコースの打ち方です。

 

 

インコースの打ち方C 肘を抜く

4つ目のインコースの打ち方は肘を抜くという方法です。

 

 

こちらはインコースの打ち方としてよく言われる表現ですね。

 

 

先ほど坂本選手を例に出したときに少し出ましたが、右打者なら左ひじ、左打者なら右ひじを抜くように使うことでインコースの球に対してもスムーズにバットが出やすくなります。

 

 

プロ野球選手を例に出すと坂本選手の他に中川圭太選手はこのインコースの打ち方が非常に上手いです。

 

 

インコース 中川圭太

 

画像引用元 https://www.daily.co.jp/baseball/2019/06/25/0012459745.shtml

 

 

ルーキーながら史上初めて交流戦首位打者に輝いたバッターです。

 

 

ここまで名を挙げた3選手に比べると2019年時点では知名度は劣るでしょうが非常にバットコントロールの優れた選手です。

 

 

 

中川選手はインコースの球に対して、詰まったかな?と思ったようなタイミングであっても左ひじをスッと抜き、スイングをすることでインコースの球をヒットにします。

 

 

 

イメージで言うと左ひじでバットを引っ張ってくるようなスイングですね。

 

 

坂本選手に比べると右ひじのたたみと押し込みはやや弱く感じますが、肘の抜き方ものすごく上手いです。

 

 

 

インコースの球に対し肘を抜くことで芯でボールを打つことが出来る打ち方ですので非常に参考になると思います。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

 

今回はインコースの打ち方について4名のプロ野球選手を例に紹介させていただきました。

 

 

 

最初にも言いましたがインコースは打ち方さえ知っており、それを身につければ得意なコースにもなりやすいです。

 

 

 

そしてインコースを得意になれば相手はインコースを攻めにくくなるでしょうし、そうなればアウトコースの球を狙いやすくもなります。

 

 

 

インコースが打てるようになるだけで打撃の成績は一気に上がると言っても過言ではないです。

 

 

 

実際に今回紹介した4選手を見ても

 

長野選手

 

・首位打者 ・最多安打

 

坂本選手

 

・首位打者 ・最多安打

 

中村選手

 

・最多安打

 

中川選手

 

・交流戦首位打者(ルーキーイヤー)

 

 

このようなタイトルを獲得しています。

 

 

インコースの打ち方として良かったら今回の内容を参考にしてください。

 

 

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