素振り用のおすすめバットはこの4つ!野球バッティング上達方法
素振りはバッティング練習の最も基本とも言われ、やるのが当たり前と言ってもいいくらいほとんどの選手が行っている練習だと思います。
毎日素振りをしなさいと言われたり、するのが当たり前というような意識から毎日素振りをしている選手も少なくないでしょう。
そんな素振りですが、やり方や意識で非常に効果のあるバッティング練習にもなりますし、全く意味のないバッティング練習にもなります。
私自身、小学生の頃は指導者や親から毎日素振りをしなさいと言われていました。
向上心のようなものを持って素振りはしていませんでしたが、かといって素振りをしないとなにか言われるのでそれも嫌だったのでとりあえず素振りを毎日こなすというものでした。
今振り返っても、ほとんど意味のないことをしていたと思いますし、この時期の素振りによって自分のバッティングが上達したとは思えません。
何が言いたいかというと、素振りはただやるだけならやらないほうが良いということです。
ただし、私のようになんとなく素振りを毎日しているという選手もかなり多くいると思います。
最も基本的な練習、そして皆がやっている素振りという練習だからこそ、そのやり方1つで周りの選手と差をつけることが出来ると私は思っています。
そんな効果的な素振りのやり方として今回は素振りに使用するバットについて紹介していきたいと思います。
ただ素振りを行うのではなく、素振り用のバットとして色々なバットを使用することでより効果的な素振りにすることが出来ます。
今回はそんな素振り用のバットととしておすすめの4つのバットとそれらによる効果などについて紹介していきたいと思います。
普通のバットでの素振り
まず1つ目のおすすめの素振り用バットとは普段使っているバットです。
素振りに何を求めるかは人によって違いますし、考え方も変わると思いますが、私は素振りは感覚を磨くものだと思っています。
そういった意味ではより実戦に近い感覚で素振りを行うには自分が試合で使うバットで素振りをするのが一番良いというのは間違いないでしょう。
バットというのは長さ、太さ、重心の位置やグリップの種類がほんの少しだけでも違うだけでスイング時の感覚は変わってきます。
個人的には色々なバットでの素振りを今回紹介しますが、最終的には普通のバットでの素振りを終えるのが理想だと思っていますし、普通のバットで振る回数が1番多くなる素振りが理想だと思っています。
プラスチックバットでの素振り
2つめのおすすめの素振り用バットはプラスチックバットです。
素振りをする目的として、スイングスピードを上げたいという目的で素振りをしている選手は多いです。
ここでやってはいけないのがマスコットバットなどの重たいバットでの素振りです。
自分がしっかりとスイングが出来る程度の重さのバットでしたらいいのですが、とりあえず重たいバットを振ることでスイングスピードを上げようとしている選手が多いです。
これは逆効果になることが多いのですし、フォームを崩す原因にもなりますのでやめましょう。
実際にスイングスピードを計測すれば分かるのですが、重たいバットを振った後に普通のバットで振るとスイングスピードが上がったように感じるのは、普段使うバットが軽くなったと感じるためスイングが早くなったと脳が錯覚しているだけです。
実際はわずかな上昇は誤差の範囲でありますが、自分が思っているほどスイングスピードは早くなっていませんし、ほとんどの場合変化はせず、むしろ遅くなっていることが多いです。
ですので私はマスコットバットなどの重たいバットでの素振りはおすすめしません。
ちなみにプラスチックバットでの素振りはスイングスピードが上がるというのは科学的にも証明されていますし、軽いバットでの素振りですのでフォームを崩す心配もありません。
フォームを崩さずに、早いスイング動作を体で覚えることが出来るので、どうスイングをすればより早いスイングが出来るかというものを自然に身につけることが出来るのです。
数多く振ってもそんなに意味のある素振りではないですが数十回程度毎日プラスチックバットで素振りをするのは非常におすすめです。
短尺バットでの素振り
3つ目のおすすめ素振り用バットは短尺バットです。
短尺バットとは名前の通り短いバットのことでプロ野球選手をはじめ多くの選手は素振りなどのバッティング練習で短尺バットを使用しています。
短尺バットで素振りをすることで得られる効果はインサイドアウトのスイングを身につけられるということです。
インサイドアウトのスイングとは簡単言うとバットが体の近くを通り、内側から正しい軌道でバットをスイングすることです。
これはバッティングにおいて基本的なことと言われ、人によって変わることもたまにありますが、インサイドアウトのスイングが最も理想的なスイングと言われることが多いです。
普通のバットですと、長さがあり、重さも多少あります。加えて重心がトップにあるバットですと無意識にバットが外まわっりしてしまう選手が中学高校はもちろんですが特に少年野球では多いです。
実際に短尺バットで素振りをしていただければ分かるのですが、短尺バットは軽く短いため、体の近くを通るインサイドアウトのスイングが非常に分かりやすく、自然に身につけることが出来ます。
正しいインサイドアウトのスイングの軌道を身につけるという意味で短尺バットは非常におすすめです。
ただし、こちらも先ほどのプラスチックバットでの素振り同様、たくさん振ってもあまり意味はないです。
数十回程度毎日行うことでインサイドアウトのスイングが身についていくと思います。
あとは、最後に普段使う長さのバットでもバッティングを行ってください。
短尺バットでのインサイドアウトのスイングを身に着けたとは言えど、短いバットでの話です。
ほとんど差はないですが普通のバットでもここまでで身に着けたスイングができるように最後に調整していくのをおすすめします。
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スピードヒッターでの素振り
4つ目のおすすめの素振り用バットはスピードヒッターというものです。
正確に言うとボールを打つようなバットではないのですが、バットのような形をしており、素振りをするために作られたバッティング練習器具です。
通常のバットの打つ部分にボールが移動するようについており、スイングをするとそのボールがグリップからヘッドに向かって動く仕組みになっています。
このスピードヒッターですが、アメリカのプロ野球球団などの多くのチームや選手が使用していることでも有名です。
このスピードヒッターにはまずスイングスピードを上げる効果があり、それは数字としても表れています。
他にはボールの移動による音や動きによって正しいインパクトの位置やボールを打つタイミングが素振りをするだけで非常に分かりやすく身につけることができます。
また効果はたったの6スイングで表れるとも言われており、時間も場所も選ばず使用できるのも非常におすすめのポイントです。
詳しくは↓のショップジャパン公式サイトからスピードヒッターと検索すると説明があります。
プロ球団の選手も多く使用しており、数字として効果が表れている素振り用練習器具です。
まとめ
いかがでしたでしたか?
今回は素振り用のバットととしておすすめのバットを4つ紹介しました。
最初にも言ったように、素振りはやり方次第で非常に効果のある練習にもなりますし、意味のない練習にもなります。
ほとんどの選手がやっている練習でもありますし、せっかく素振りをやるのなら意味のある練習にしたほうが良いですし、そうすることで周りとの差をつけることも出来ます。
もし素振りを毎日、もしくは頻繁に行っているという選手は今回紹介した4つのバットでの素振りを取り入れてください。
バッティングの上達にきっとつながると思います。
たった7日で打率を上げる練習
たった7日で打率を上げる方法ことができるのか?
もちろんそれは難しいことですが、もし7日間必死に一生懸命練習を続けることができる人なら可能です。
バッティングとは非常に難しいイメージが強いものですが実際は意外とシンプルで基本的な部分をしっかりと理解し、身に着けることで打率は上がります。
その基本的な部分というのは知っているか知っていないか、ただそれだけの差です。
バッティングには上達、打率を上げる妨げになる要素がが7つあります。
それが
・肩に力が入っている
・ボールを待てない、打ちに行ってしまう
・体の開き
・体が突っ込んでしまう
・バットが悪い形で下から出る
・スイングが外回りしてしまっている
・バットが出てこない
この7つです。
バッティングにおいてまず大切なのは基礎を作ること、基本的なスイングを身に着けることです。
これが出来ずにいろいろな技術などを身に着けようとしたり、取り入れようとしても基礎となるスイングが正しく出来ていないとなかなかバッティング上達にはつながりません。
そしてこの7つの要素に焦点を集中させることで、7日間で正しい基礎となるスイングを身に着けることが出来ます。
もし、あなたが本当に打率を上げたい!今よりも良い打者になりたいと思うのであれば7日間本気でバッティング練習に取り組むことで、それに必要なバッティングの基本的な部分とバッティングに必要な技術を身に着けることができます。
野球選手であればしっかりと練習に取り組めるということが条件ですがどんな選手でも大丈夫です。
特にまだ基礎が身についていないお子さんを持つ親御さんなどには指導の役に立つと思います。
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