技術だけじゃダメ!ヒットを打つために鍛える場所は?
ヒットやホームランの打ち方を指導する場合多くの人は技術面の指導をします。
まあその通りと言えばその通りです。
技術がなければヒットもホームランも打つのは難しいので当然です。
実際僕自身も指導の際は技術面の指導を多くします。
しかしヒットやホームランの打ち方を指導するときに、僕は技術面以外にもあることを必ず指導しています。
今回はその指導内容を紹介したいと思います。
目を鍛えるべきである
皆さんはご存知でしょうか?
プロ野球選手が引退を決意する理由として多いものを。
実は目なんです。
これは実際に知人を通じてプロの選手から聞いた話ですのでおそおらく間違いないと思います。
ケガなどもありますが視力の低下が引退のタイミングの目安というのが多いそうです。
正確には動体視力だそうです。
それだけ目は野球において大事です
動体視力の低下は打率に大きく影響します。
とはいっても高校生とかでしたらよっぽど大丈夫だとは思います。
ですが動体視力は鍛えたほうが良いです。
動体視力を鍛えるトレーニングを練習に取り入れているチームもあります。
動体視力はトレーニングを続けることで鍛えられます。
なので個人的にはそれを練習メニューとして取り入れているチームは素晴らしいなと思います。
そして僕の経験上そういったチームは間違いなく強いです。
では動体視力はどうやって鍛えるのか?
動体視力の鍛え方
もう一度言いますが動体視力はトレーニングを続けることで鍛えられます。
簡単で短い時間でできることなのでぜひとも続けて下さい。
・目を時計回り、反対に回す
目の筋肉は日常生活の中で鍛えられません。
なので視力は何もしないとどんどん低下していくのです。
しかしこれは自分で目を動かすことによって目の筋肉を鍛えて視力の低下を防ぐことができます。
そこで目を時計回り、反対に10回転ずつ程度で良いです。
目を動かすことを習慣づけます。
・肩幅でくらいで親指を立てて交互に見る
肩幅くらいの距離で親指を立てて交互に親指の先端を見ます。
これを30往復くらいやりましょう。
このとき注意するのは顔を動かさないこと。
顔を動かしては意味がほとんどなくなります。
目のトレーニングということを忘れないでください。
・肩幅の親指を縦にする
先ほどの肩幅くらいの親指をそのまま縦にして顔の前に持ってきます。
そして先ほどと同じように親指の先端を交互に見ます。
これも30往復で大丈夫です。
そして先ほどと同じく顔を動かさないように気を付けてください。
・縦にしたのをそのまま斜めに
縦にした指をそのまま斜めにします。
そして同じように目を対角線に動かしていきます。
右手が上にしたら次は左手が上でもやって下さい。
これも各30往復で大丈夫です。
・ほかの人に指を動かしてもらう
これは人が必要になりますが一番効果があります。
人差し指を自由に動かしてもらい、それを目だけで追ってください。
最初はゆっくりでいいです。
これは動いているものを追いかけるので顔が動きやすいです。
指を動かす側の人は顔が動いていないかをチェックしてあげるといいです。
以上が動体視力の鍛え方です。
動体視力は大切
いかがでしたでしょうか?
動体視力は野球選手はとくに大切です。
常に動いているボールを追いかけるわけですから目はいうならば命みたいなものです。
動体視力を鍛えることで悪いことは一つもないです。
短時間でできるトレーニングですので毎日できるなら毎日続けてください。
そしてそのトレーニングの効果をさらに上げるプロの選手も愛用しているものがあります。
動体視力トレーニング眼鏡と言われているものです。
自分も現役時代からずっと利用していますが、なにより魅力的なのは
かけているだけで効果があるということです
かけているだけで動体視力を鍛えることができ、さらに先ほど紹介したトレーニングと組み合わせることでトレーニングの効果を大幅に上げることができます。
トレーニング時以外もトレーニングになっているといのはすごくありがたいです。
視力は野球をやめてからも必要になってくるものですので鍛えて損はないと思います。
技術面だけでなく動体視力も鍛えて打率をさらにあげましょう。