近藤健介選手のバッティングを徹底解説!高打率の秘密とは?
3割打てれば良いバッター
野球のバッティングにおいて良いバッターとしての基準として最も良く言われるのが打率3割の壁だと思います。
実際に3割を打つのは難しいと感じる選手も多くいるでしょうし、プロ野球を見てみてもシーズンを終えて3割を超えるバッターはそんなにたくさんいませんし、シーズン途中でも3割の打率を維持できる選手というのは多くないです。
さて、そんな中でも3割を超える高打率を保ちつつ、常に安定したバッティングをしている選手も中にはいます。
その中の1人として、2017年シーズン「4割バッター」という呼ばれ方をされ、シーズン途中まで4割を超える驚異的な打率をマークした選手がいます。
ご存知だとは思いますが日本ハムファイターズの近藤健介選手。
ケガの影響もあり、離脱をしたりしましたが、もともとバッティングに関しての評価は高い選手でしたが、2017年のシーズンで一気にその評価と知名度を上げたと言っていいでしょう。
また、翌年の2018年シーズンでも3割を余裕で超える打率をシーズンを通してキープし、パリーグの首位打者の大本命ともいえるでしょう。
さて、そんな近藤健介選手ですが、なぜそこまでの高打率を安定して残せるのか?
近藤選手のバッティングは一体何がすごいのか?
今回はそんな近藤健介選手のバッティングについて私の感じたことを詳しく紹介していきたいと思います。
※この記事は2018年に書いたものです。
近藤選手は何がすごいのか?
まずは近藤選手のどういった部分が他に選手より優れているのか?高打率を残せる秘密とは何か?
そういった点について紹介していきます。
近藤選手のすごいポイントはいくつかありますが、中でも個人的に最も素晴らしいと感じるのが選球眼です。
実際、近藤選手自身も選球眼や動体視力を強化に力を入れていることは有名です。
選球眼と聞くと、一般的にはストライクボールの判断というようなイメージが強いと思いますが、近藤選手の場合は少し違いように感じます。
もちろん、ストライクボールの判断能力が近藤選手が優れているのは四球の多さを見ていただければ分かるのですが、個人的に注目したいのは打てるボールと打てないボールを判断する選球眼です。
ストライクゾーンの中でも当然打ちやすいボールと打ちにくいボールがあります。
ストライクだからと言って全て打てばいいというわけではないです。
近藤選手はこのストライクゾーンの中でのより細かい選球眼が他の選手に比べてものすごく優れている印象があります。
ストライクの球でも打てるボールと打てないボールの判断をより正確にし、自分の打てるボールを確実に打ちに行く。
これは簡単なことではないのですが、これが出来るのが近藤選手が高打率を残せる大きな理由だと思います。
また、この選球眼、動体視力が優れていることで他にも大きなメリットがあります。
近藤選手自身も言っているのですが、いかに自分の打てると思った球を1球でジャストミートできるかが高い打率を残すうえでは必要になります。
近藤選手は選球眼、動体視力が非常に優れていることから、ボールの情報をより正確に処理することができ、打てると思ったボールをジャストミートする確率も他の選手に比べて圧倒的に高いです。
もちろんジャストミートできない時でもそれをヒットにすることが出来る技術があればそれは素晴らしいことです。
ちなみに、イチロー選手は近藤選手同様選球眼動体視力がものすごく良いのですが「わざと芯を外してヒットにすることもある」というようなことを言っています。
これが出来ればどんなに良いことかと思いますが、正直私にはこの意見が理解できませんし(レベルが高すぎて)出来る選手はほとんどいないと思っています。
バッティングとはピッチャーとの駆け引きでもあります。
いかにしてタイミングを外すか、芯を外させるか、そういったことを考えてピッチャーも投げています。
個人的にはイチロー選手のように芯を外してもヒットにする技術よりも、来た球に対ししっかりとシャスとミートすることが出来る、またその確率を少しでも上げるようにしていくことが大切だと思っています。
近藤選手のバッティング
では続いて近藤選手のバッティングについて紹介していきます。
近藤選手のバッティングを見ていると、本人も言っているようにいかにジャストミートするかを考えたバッティングフォームだと感じます。
近藤選手のバッティングフォームは実はかなりシンプルです。
まずは近藤選手の構えの特徴でもあるバットを動かしながらタイミングをとる動作。
この動きから足を上げながら軸足に体重を乗せます。
そしてここから軸がブレずに回転を加えることで体重をうまくボールに伝えています。
それとここからが近藤選手のバッティングフォームの最大の特徴なのですが、どのコースも打つポイントが同じということです。
上手く説明するのが難しいのですが、人によってボールに力をより伝えやすいポイントは微妙に違います。
近藤選手は自身のそのポイントをしっかりと理解しているのはもちろんなのですが、注目すべき点はどのコースもそのポイントで打てているということです。
自分のポイントは分かっているもののアウトコースの球の時は少しポイントが離れてしまう。
内外の出し入れをされるとどうもポイントが合わないということがありますし、ピッチャーもそれを狙って投げています。
では、なぜ近藤選手はどのコースに対しても自分のポイントで打てるのか?
1つ目の理由は先ほど紹介した軸がブレずに回転を加えることで体重をうまくボールに伝えるとい動作にあります。
実はコースによってポイントは微妙に違う、ズレるというように言う人がいますが、そうではないです。
近藤選手は軸をブラさず、回転させることでそのコースによって自分のポイントで打つスイングをしています。
分かりやすく説明すると、バントをイメージしてみて下さい。
一塁側に転がす時と三塁側に転がす時、インコースをバントするときとアウトコースをバントをする時のバットの位置と自分の体の使い方をイメージしてください。
この時バントがうまい選手というのはどのコースに来ても、ポイントは同じなのです。
アウトコースをバントするときは手を伸ばさないと届かないのでは?とよく質問をされるのですが、アウトコースをバントする際は軸足をキャッチャー側に回転させることでポイントはそのままでバットが届くようになります。
近藤選手のバッティングフォームはイメージとしてはこれと同じです。
アウトコースの球を打つときは軸足の回転をぎりぎりまで抑え、ベース付近まで呼び込んだ後に軸足を回転させ、自分のポイント打つ。
インコースの場合はその逆です。
こういった軸を安定させ、回転させるスイングをすることで、どのコースに対しても自分のポイントで打つことが出来ます。
実際近藤選手のコース別の打率を見てみても苦手なコースがどこもないと言っていいほど全コースバランスよく打てています。
2つ目の近藤選手が自分のポイントで打てる理由は先ほど紹介した動体視力の良さです。
動体視力とはわかりやすく言うと動いているものの情報を正確に処理する能力のことです。
アウトコースの球を打つときは軸足の回転をぎりぎりまで抑え、ベース付近まで呼び込んだ後に軸足を回転させ、自分のポイント打つ。インコースの場合はその逆。
こういった軸を安定させ、回転させるスイングをすることで、近藤選手どのコースに対しても自分のポイントで打つことが出来ていると紹介しました。
これはそう簡単には出来るものではないのですが、近藤選手は動体視力が非常に優れており、ピッチャーが投げたボールの情報(コース、高さ、球種)をより早く、より正確に処理することができます。
この作業が早いため、その処理した情報に対する動き(スイングを)をすることが出来るということです。
以上が近藤選手のバッティングについて私が感じたことです。
動体視力の鍛え方
ここまで近藤選手のバッティングについて色々と紹介して来ましたが、その中で何度も出てきている動体視力の重要性について分かっていただけたと思います。
ですので、ここで動体視力の鍛え方について紹介していきます。
先ほども言いましたが、動体視力とはわかりやすく言うと動いているものの情報を正確に処理する能力のことです。
この動体視力が良いと、ピッチャーの投げたボールの情報をより正確に処理することができますので、その球に対する正しい打ち方を実際にできるというわけです。
実はこの動いているものの情報処理能力というのは、自分ではできているつもりでも実際には出来ていないことが多いです。
打ち損じなどは個人的にはその代表的なものだと思います。
自分の好きな球、甘い球と思ったものの、そのボールの情報(コースや高さ、球種)を正確に処理できていないため、実際の動作と処理した情報の間にずれが生じ、打ち損じとなります。
動体視力を鍛えることでこういった打ち損じを減らすこともできますし、今まで苦手だったコースや球種の球の情報も正確に処理できるようになります。
もちろんバッティングのみならず守備や野球の細かいプレー1つ1つに動体視力は生きてきます。
では動体視力を鍛える方法として行うトレーニング方法を紹介していきます。
まず、両手の親指を立てて肩幅くらいの間隔で自分の前に出します。
その親指の先端を顔を動かさず目だけで交互に見ていきましょう。
10往復くらいでいいでしょう。これを3セットほどやります。
次にその親指を立てた両手を頭の高さと胸の高さくらいで上下にします。
そして、それをまた交互に見ていきましょう。
これも10往復3セットほどでいいです。
続いてこれを斜め、反対の斜めで10往復3セット程度やります。
これを毎日やるだけでも動体視力は鍛えられていきます。
また、相手がいるのでしたら、相手に人差し指を動かしてもらい、それを目で追うトレーニングも効果的です。
これらだけでしたら時間もかかりませんので毎日続けられると思います。
近藤選手がも行っているトレーニング
続いて近藤選手が動体視力の強化として実際に取り入れているトレーニングを紹介します。
それが動体視力トレーニングメガネです。
実は以前からこのサイト内で紹介しているものですが、先日TVを観ていた際に近藤選手が使用しているのをみてびっくりしました。
動体視力トレーニングメガネとは見るチカラを鍛えるというのがコンセプトである、多くのアスリートが愛用するメガネです。
どういったメガネかと言いますと、かけるとレンズが点滅し、見えにくくなるのと同時に脳を活性化させていきます。
それと同時に眼の筋肉を刺激し、動体視力を鍛えていきます。
私自身もも現役時代からずっと利用していますが、なにより魅力的なのはかけているだけで効果があるということです
かけているだけで動体視力を鍛えることができ、さらに先ほど紹介したトレーニングと組み合わせることでトレーニングの効果を大幅に上げることができます。
近藤選手はこのトレーニングメガネをかけ、ティーバッティングなど様々なバッティング練習を行っています。
その他にも集中力の向上や判断力の向上などの効果もありますし、動体視力の低下を防ぐ効果もあります。
大学生、それ以上の社会人野球や草野球などでプレーする人はもちろんですが、小中高生といった動体視力の発達期に使用することで動体視力のピークである20歳ごろの状態まで動体視力を持っていくことを可能にします。
また、近藤選手のみならず多くのアスリートが愛用し、、TVなどのメディアでも多く紹介されているものです。
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