変化球の打ち方はたったこれだけ!意識すべき点を紹介

変化球の打ち方はたったこれだけ!意識すべき点を紹介

ピッチャーはストレートと変化球を混ぜて相手打者のタイミングや目線を外し、抑えようとしてきます。

 

 

 

バッターはストレートか変化球かを読んだりしながら打ちに行く必要があります。

 

 

 

しかし、変化球とストレートを完璧に読み当てるのはほぼ不可能だと思いますし、読み打ちにはやはり限界があるように感じます。

 

 

 

かと言って変化球かストレートを読まずに打ちに行けばタイミングや目線を相手の思うように外されやすくなりますし、相手投手の変化球の切れや変化量、相手投手のストレートの球速や伸びなどが良ければ打つのはさらに難しくなります。

 

 

 

そこでバッターに必要とされる技術が変化球とストレートをある程度読みながら、両方に対応、反応して打つという技術です。

 

 

 

これが出来れば、配球読み、球種読みをしながら、読みが外れた時でも瞬時に対応がしやすくなります。

 

 

 

変化球が打てる選手と打てない選手の差はやはりここで、読みが外れた時の対応力と言うのは変化球を打つ技術としてももちろんですが、やはりこれが出来る選手は打率が高いです。

 

 

 

さて、では変化球の打ち方とは?

 

 

変化球の打ち方として意識すべきこととは?

 

 

 

今回はそんなバッティング時の変化球の打ち方について紹介していきたいと思います。

 

変化球の打ち方 重要なこと

変化球の打ち方として重要なことはたくさんあると思いますが、私は特に2つのことが重要だと思っています。

 

 

・体の軸

 

・動体視力

 

 

この2つです。

 

 

 

この2つを改善、強化していくだけで変化球の見え方や待ち方は大きく変わり、変化球は打ちやすく、反応出来る球が増えるはずです。

 

 

 

ではこの2つについてそれぞれ詳しく説明をしていきます。

 

変化球の打ち方 体の軸

まずは体の軸についてです。

 

 

 

ピッチャーは相手打者のタイミングを外すように配球を考えてきます。

 

 

緩急を使ったピッチング、配球なんて言葉をよく耳にしますよね。

 

 

 

150キロのストレートを見せられた後に、120キロのチェンジアップやカーブなどの緩い球種を投げられると分かっていてもなかなか打つのが難しいです。

 

 

 

そしてタイミングを外すというのは言い方を変えると相手打者の軸や体勢を崩すのが目的とも言えます。

 

 

 

力強いスイング、ボールに力をしっかりと伝えるためには、軸を安定させ、自分の振りやすい形でスイングをすることが必要です。

 

 

 

ですが、タイミングを外され、軸を崩されると自分のスイングはなかなかさせてもらえません。

 

 

 

ピッチャーはこれを狙っており、仮にバットに当てられても軸を崩してしまえば強い打球は飛びにくいためアウトになる打球にもなりやすいです。

 

 

 

ですのでバッターとしては、ストレート、変化球どちらが来ても、しっかりと軸を安定させて、自分のスイングをすることが変化球の打ち方として必要なことになってきます。

 

 

 

ストレートへの意識が強すぎて変化球を前に突っ込みながら打ちに行ってしまったり、変化球の意識が強すぎてストレートが差し込まれたり。

 

 

 

こういったことを防ぐために、軸は安定させ、常に自分のポイントで打つこと、どんな球が来ても自分のポイントまでボールを呼び込むことが変化球の打ち方としては重要になってきます。

 

 

 

ではこういった軸の安定に効果的な練習メニューを紹介します。

 

 

 

今回紹介するのはワンバウンドティーバッティングです。

 

 

 

普通のティーバッティングはトスされたボールを普通にネットに打ち返すだけですが、トスするボールをワンバウンドさせて、それを打っていきます。

 

 

 

ワンバンドさせることで少しの間が出来ます。

 

 

 

この時に軸が崩されないようにワンバウンドされたボールを打ち返すことを意識してください。

 

 

 

投げる側の人は色々なタイミング、強さでバウンドさせてあげるとより良いです。

 

 

 

慣れてきたら普通のトスと、ワンバウンドをランダムで投げて、それを臨機応変に打つという形にするとさらに効果的です。

 

 

 

このように変化球の打ち方として、体の軸を安定させることは非常に重要です。

 

 

 

軸さえ安定させておけば最悪何とかできると言ってもいいくらい軸は変化球の打ち方として重要ですので、タイミングを外されても軸だけは安定させることを意識してください。

 

 

変化球の打ち方 動体視力

動体視力とは簡単に言うと動いている物体の情報を処理する能力のことです。

 

 

 

この能力が優れていると、より短い時間で動いている物体、つまりボールの情報をより正確に処理できるようになります。

 

 

ピッチャーがボールを投げた瞬間から球速や回転、球の軌道などの目で見た情報が脳で処理されていきます。

 

 

動体視力が良いと、この処理作業が早く、より正確に出来ます。

 

 

そうなれば自然と変化球の見極めも出来るようになりますよね。

 

 

 

なので動体視力を鍛えることが変化球の打ち方方としては最も良い方法だと私は思っています。

 

 

 

変化球の軌道や球速、球威などを目で見た情報でより正確により早く処理できれば、その後どのように変化するのか、どのようなタイミングでボールが来るのかなどが正確に分かるようになります。

 

 

 

ピッチャーが投げてからの一瞬で起きていることですので無意識でやっているので実感や重要性などが伝わりにくいかもしれませんが多くの選手が無意識な部分を意識的に強化していくことは周りの選手と差をつけるにはかなり効果のある事だと思います。

 

 

 

ですので私は変化球の打ち方として技術面などの強化だけでなく動体視力の強化も非常に重要だと思っています。

 

 

 

では動体視力の鍛え方を紹介していくのですがその前に1つだけ。

 

 

動体視力が優れていてもそれを台無しにしたり、無意味にしてしまうことがあります。

 

 

 

それがバッティング時の目線です。

 

 

 

バッティング時の目線と動体視力の関係についてはバッティングにおける目線の重要さとは?打撃上達方法で説明していますが、どんなに動体視力が優れていても目線1つでバッティングは大きく変わります。

 

 

 

分かりやすい例を出すとわざと顔を動かしながらや振りながらバッティングをしてみて下さい。

 

 

 

当たり前ですが目線がブレてしまいボールは見にくいですし打つのは難しくなります。

 

 

 

打つ前の構えの段階と打つ瞬間の目線の位置がズレてしまうと、投げた瞬間に目で見た情報と打つ瞬間の目で見た情報との間に誤差が生じ、正しくボールの情報を処理できなくなります。

 

 

 

こうなってしまうと動体視力を鍛えてもそれが最大限に活かしきれなり、変化球の見極めはより難しくなってしまうので注意してください。

 

 

 

また変化球の見極め方に関係なく、目線のズレはバッティングに大きな悪影響を及ぼすので改善が必要になります。

 

 

 

これだけは絶対に注意しておいてください。

 

 

 

では動体視力の鍛え方を紹介していきます。

 

 

まず、両手の親指を立てて肩幅くらいの間隔で自分の前に出します。

 

 

 

 

その親指の先端を顔を動かさず目だけで交互に見ていきましょう。

 

 

 

 

10往復くらいでいいでしょう。これを3セットほどやります。

 

 

 

 

次にその親指を立てた両手を頭の高さと胸の高さくらいで上下にします。

 

 

 

 

そして、それをまた交互に見ていきましょう。

 

 

 

 

これも10往復3セットほどでいいです。

 

 

 

 

続いてこれを斜め、反対の斜めで10往復3セット程度やります。

 

 

 

 

これを毎日やるだけでも動体視力は鍛えられていきます。

 

 

 

 

また、相手がいるのでしたら、相手に人差し指を動かしてもらい、それを目で追うトレーニングも効果的です。

 

 

 

これらだけでしたら時間もかかりませんので毎日続けられると思います。

 

 

 

他には動体視力トレーニングメガネというメガネもおすすめです。

 

 

 

 

こちらは日本を代表する好打者、日本ハムファイターズの近藤健介選手も使用していることで話題になりました。(2018年時)

 

 

 

動体視力トレーニングメガネとは見るチカラを鍛えるというのがコンセプトである、多くのアスリートが愛用するメガネです。

 

 

 

 

どういったメガネかと言いますと、かけるとレンズが点滅し、見えにくくなるのと同時に脳を活性化させていきます。

 

 

 

 

それと同時に眼の筋肉を刺激し、動体視力を鍛えていきます。

 

 

 

私自身もも現役時代からずっと利用していますが、なにより魅力的なのはかけているだけで効果があるということです

 

 

 

 

かけているだけで動体視力を鍛えることができ、さらに先ほど紹介したトレーニングと組み合わせることでトレーニングの効果を大幅に上げることができます。

 

 

 

近藤選手はこのトレーニングメガネをかけ、ティーバッティングなど様々なバッティング練習を行っています。

 

 

 

 

その他にも集中力の向上や判断力の向上などの効果もありますし、動体視力の低下を防ぐ効果もあります。

 

 

 

 

大学生、それ以上の社会人野球や草野球などでプレーする人はもちろんですが、小中高生といった動体視力の発達期に使用することで動体視力のピークである20歳ごろの状態まで動体視力を持っていくことを可能にします。

 

 

 

 

また、近藤選手のみならず多くのアスリートが愛用し、、TVなどのメディアでも多く紹介されているものです。

 

 

動体視力トレーニングメガネ

 


 

 

※関連記事 動体視力を鍛えて打率を急激に上げる!プロ愛用のトレーニングメガネとは

まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

 

 

今回は変化球の打ち方について紹介をさせていただきました。

 

 

 

体の軸の安定と動体視力の強化。

 

 

 

記事中で紹介したこの2つを強化するだけで変化球への苦手意識は大きく変わると思います。

 

 

 

また体の軸は力強いスイングをするため。

 

 

 

動体視力はバッティングのみならず守備や打球判断など野球のほとんどのプレーに関わってきます。

 

 

 

変化球の打ち方という点以外でも野球選手としてのパフォーマンスの向上に2つことは関係しているのでしっかりと身に着けておきたいことだと思います。

 

 

 

変化球の打ち方が分からない、変化球が苦手と言う選手は良かったら今回紹介した内容を参考にしてみて下さい。

 

 

動体視力トレーニングメガネ

 


たった7日で打率を上げる練習

たった7日で打率を上げる方法ことができるのか?

 

 

 

もちろんそれは難しいことですが、もし7日間必死に一生懸命練習を続けることができる人なら可能です。

 

 

 

 

バッティングとは非常に難しいイメージが強いものですが実際は意外とシンプルで基本的な部分をしっかりと理解し、身に着けることで打率は上がります。

 

 

 

 

その基本的な部分というのは知っているか知っていないか、ただそれだけの差です。

 

 

 

バッティングには上達、打率を上げる妨げになる要素がが7つあります。

 

 

 

それが

 

 

・肩に力が入っている

 

・ボールを待てない、打ちに行ってしまう

 

・体の開き

 

・体が突っ込んでしまう

 

・バットが悪い形で下から出る

 

・スイングが外回りしてしまっている

 

・バットが出てこない

 

 

この7つです。

 

 

 

バッティングにおいてまず大切なのは基礎を作ること、基本的なスイングを身に着けることです。

 

 

これが出来ずにいろいろな技術などを身に着けようとしたり、取り入れようとしても基礎となるスイングが正しく出来ていないとなかなかバッティング上達にはつながりません。

 

 

 

そしてこの7つの要素に焦点を集中させることで、7日間で正しい基礎となるスイングを身に着けることが出来ます。

 

 

 

 

もし、あなたが本当に打率を上げたい!今よりも良い打者になりたいと思うのであれば7日間本気でバッティング練習に取り組むことで、それに必要なバッティングの基本的な部分とバッティングに必要な技術を身に着けることができます。

 

 

 

野球選手であればしっかりと練習に取り組めるということが条件ですがどんな選手でも大丈夫です。

 

 

 

 

特にまだ基礎が身についていないお子さんを持つ親御さんなどには指導の役に立つと思います。

 

 

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