大谷翔平のスイングを解説!圧倒的な打撃を生むバッティングフォーム
日本を代表するプロ野球選手大谷翔平選手。
2018年シーズンからメジャーリーグに挑戦する大谷選手ですが、今後はどういった形になるかは分かりませんが、これまで日本球界で投手と野手の二刀流を非常に高いレベルでプレーしていた選手です。
まだまだ現役ですが既に今後のプロ野球史においても記録にも記憶にも残るスパースターであることは誰しもが認めるでしょう。
そんな大谷選手のバッティングはものすごい飛距離飛ばすホームランが印象としては強いですが、その一方で規定打席には到達していないものの、3割を超える打率を残すようにヒットも打てるバッターです。
そこで気になるのが大谷選手のスイングやバッティングフォームについてです。
大谷選手は一体どのようなスイングをしているのか?圧倒的な飛距離、バッティングを生み出すバッティングフォームとは一体どんなものか?
今回は球界を代表するバッターである、大谷翔平選手のスイングやバッティングフォームについて紹介していきたいと思います。
大谷翔平選手の構え
まずは大谷選手の構えから。
大谷選手の構えは気持ち前かがみのような印象を受けます。
これに関しては大谷選手自身がどのような意図で構えているのかは分かりませんが、私が思うに、前かがみというよりは膝を軽く曲げた状態を構えの段階で作っておくことで後はそのまま軸の回転で打つことができますのでバッティングをシンプルにしつつ、無駄な動きを省けるというメリットがあると考えています。
実際大谷選手のスイング、バッティングフォームを見てみるとお分かりいただけると思いますが非常にシンプルで無駄のないスイングです。
そんな無駄のないシンプルなスイングをするうえで、大谷選手の構えは非常に参考になると言えます。
大谷翔平選手のバッティングフォーム
では次に大谷選手のスイングとバッティングフォームんついて紹介していきます。
基本的には先ほども紹介したように、大谷選手は構えの段階である程度バッティングの形ができていますので、軸を回転させボールに対しバットを出していくことになります。
そんな非常にシンプルかつ、理想に近い大谷選手のスイング、バッティングフォームの中で個人的に特徴的だと思った点が2つあります。
それが
・ポイントの近さ
・左ひじのたたみ方
この2つです。
では別々に紹介していきます。
まずはポイントの近さについてですが、大谷選手のミートポイントは非常に体に近くキャッチャーよりにあります。
一般的にはポイントは前の方がボールに力を伝えやすいと言われることが多いです。
それと、ポイントが体に近いと、ボールをぎりぎりまで見れるというメリットがありますが、その一方で差し込まれたり、詰まりやすいといったデメリットも同時に生じますし、それをカバーするためにはそれなりのスイングスピードが必要になります。
しかし大谷選手の場合、スイングスピードが速いというのはもちろんですが、先ほど言ったように体の軸をうまく回転させ、体全体の力をうまくボールに伝えることで差し込まれたり、詰まったりすることを防ぐのと同時に、もし差し込まれたり詰まった場合でもそれをカバーできるだけの力をしっかりとボールに伝えることが出来ています。
よって、ボールをぎりぎりまで見ることができ、そのうえでしっかりと強い打球を打つことができます。
また、大谷選手はアウトコースの球を逆方向にものすごく強い打球を打ちますが、それもこのポイントの近さが関係していると思います。
私は逆方向に引っ張るというような表現をしますがそういったバッティングができるのも大谷選手のスイング、バッティングフォームの特徴と言えるでしょう。
ただ正直これに関して言えば誰しもができるスイングではないと感じます。
スイングスピードが速くないといけないのはもちろんですし、軸を意識したボールへの力の伝え方は難しいです。
高い身体能力をもつ大谷選手ならではのスイング、バッティングフォームではありますが、練習や実戦を重ねる中でこういったスイングを自分の物にできることもあるので是非とも大谷選手のスイングのを取り入れたいという方は参考にするのも良いと思います。
続いては左ひじのたたみ方についてです。(右バッターの場合は右ひじ)
大谷選手はテイクバックをしっかりととる選手だと思います。
そのテイクバックの中で左脇が開いているのが気になります。
一般的には左バッターの場合左脇が大きく開くことでスイング時にバットがスムーズに出にくいと言われます。
ですが大谷選手のスイングの素晴らしいところはこの開いた左ひじのたたみ方がものすごく上手なところです。
特に大谷選手の場合体が大きく手足が長いため、一般的に開くとバットがスムーズに出にくいと言われる左脇ですが、逆に脇を閉めることを意識すると若干窮屈になるかと思われます。
バットを振りだす前までは窮屈にならないよう左脇を開けておき、スイングに入ると同時にうまく肘をたたむことでスムーズにスイングを行う事を可能にしています。
この脇の閉め方、肘のたたみかたは右バッターでいうと坂本勇人選手も非常に上手です。
特にインコースを打つ際の坂本選手の肘のたたみ方は球界でも1番上手なのではないか?と個人的には思っています。
※坂本選手のバッティングフォームについては下の記事で紹介していますので良かったら参考にしてください。
大谷選手は体が大きくてえ足が長いためインコースがどうしても窮屈になりやすいですがしっかりと肘をたたむことで坂本選手同様インコースの球をうまく打つことができます。
特にインコースが苦手と言う方は大谷選手や坂本選手の肘のたたみ方を参考にするとインコースが今よりも打てるようになるかもしれませんよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
大谷選手のスイング、バッティングフォームについて個人的な意見と感じたことを今回は紹介させていただきました。
大谷選手のスイング、バッティングフォームはシンプルかつ理想的なものと言えますが、その中には大谷選手だからこそできる技術も含まれています。
完全に大谷選手のスイングを真似し、結果を出すというのは難しい部分もあるかもしれませんが参考になる非常に素晴らしいスイングだと言えます。
良かったら大谷選手のスイング、バッティングフォームを参考にしてみて下さい。
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