バッティング 三振が多い原因と三振を減らす方法を紹介!
三振が多い
このように三振が多いという悩みや、空振りが多いという悩みを持つ選手は非常に多いです。
バッティングとはバットにボール当てて前に飛ばすことが最低限求められます。
三振からは何も生まれません。
前に飛ばすことが出来れば状況によっては進塁打になることもありますし犠牲フライなどもあります。
また、アウトになるような打球でも相手のエラーを誘ったり何かしら起こる可能性があります。
そんな三振が多いというのはバッティングにおいて非常に大きな課題になりますし、出来れば三振を減らしたい、理想を言えば三振をしたくないと思うはずです。
ではそもそも三振が多い原因とは一体何なのか?そして、三振を減らす方法とは一体?
今回はそんな三振が多い原因や三振を減らす方法などについて紹介していきたいと思います。
三振が多い原因
ではまず三振が多い原因について紹介していきたいと思います。
今回紹介することが三振が多い原因の全てではないですが、個人的に三振が多い選手に当てはまることが多い特徴を紹介していきます。
・目線のブレ
1つ目は目線のブレです。
これはどういうことかと言いますと、構えの段階での目の位置、高さと打つ瞬間の目の位置、高さが違う、ズレているということです。
こういった選手は実は結構多いです。
そもそもなぜこの目線のブレが三振が多い原因になるのか?
構えの段階、つまりピッチャーがボールを投げる瞬間、投げた瞬間に眼で見た情報を脳の中で処理されています。
分かりやすく言うと、ボールの高さやコース、球種、球の軌道などといった情報を瞬時に脳で処理しています。
その処理した情報をもとに、そのボールに対してどのようなスイングをすれば良いのかを導き出しその動きを脳から信号として体全体に送られていきます。
この時、打つ瞬間の目の位置が構えの段階、つまりボールの情報を処理した段階との間にずれがあるとここまで処理した情報と打つ瞬間に眼で見た情報との間に誤差が生じ、処理した情報と、実際のボールの情報との間にも誤差が生まれてしまいます。
もちろん、この信号による動きが全てではないですし、臨機応変にボールに対応することも出来ますし、出来る選手も多くいます。
ただ、この場合、瞬時に情報を処理するという余計な作業が生まれてしまいますので、どちらが良いかと言えば確実にこの作業はない方が良いです。
構えの段階からボールを打つ瞬間まで目線の位置は動かさないようにしましょう。
これだけで三振が一気に減る選手も多くいますし、もし自分がこのように目線がズレているのであれば、それは間違いなく三振が多い原因になっていますよ。
・ミート力不足
2つ目の三振が多い原因ははミート力不足です。
こちらはそのままですが、単純にバットにボールを当てる能力、技術が足りないとその分三振も増えてしまうでしょう。
なかなかジャストミートができないという選手や、打ち損じが多いという選手も、このミート力不足大きく関係しています。
バットにボールを当てる技術を今よりも磨くことで三振は減らすことが出来ますし、バッティングの上達に大きくつながると思います。
・動体視力が弱い
3つ目の三振が多い原因は動体視力が弱いことです。
動体視力とはわかりやすく言うと動いているものの情報を正確に処理する能力のことです。
先ほども紹介しましたが、バッティングの時無意識に目で見た情報を脳で処理し、その情報に対してスイングをしています。
動体視力が弱いと、ピッチャーの投げたボール(動く物体)の情報が正確に処理できず、実際のボールと処理した情報のボールが全然違うなんてこともあります。
逆に言えば動体視力が良いと、より正確にボールの情報が処理できるようになり、三振が減るというのはもちろんですが、選球眼が良くなったり、自分が打てるボール、打てないボールの判断などもより正確に出来るようになります。
この動体視力が弱いというのが、三振が多い原因になっている可能性は十分に考えられますよ。
三振を減らす方法
では続いて三振を減らす方法について紹介していきたいと思います。
やることととしては先ほど紹介した三振が多い原因となることを1つずつ解決していくことです。
そこで三振を減らすためにやるべきことは
ミート力の向上
動体視力の強化
この2つです。
分かりやすいとは思いますがミート力が上がればそれだけバットに当てる技術も高くなすので、対応できる球のはんいも広くなり、三振を減らすことができます。
また、ミート力を向上させることは三振を減らすためというのはもちろんですがバッティング全体の上達として非常に効果がありますし、バッティング上達には必要なことです。
ですのでミート力を今よりもさらに上げることで三振を減らしていきましょう。
ミート力を上げる練習メニューについては下の記事で詳しく紹介していますので良かったらご覧ください。
続いては動体視力の強化についてです。
動体視力が良いと、ピッチャーの投げたボールの情報をより正確に処理することができますので、その球に対する正しい打ち方を実際にできるというわけです。
実はこの動いているものの情報処理能力というのは、自分ではできているつもりでも実際には出来ていないことが多いです。
打ち損じなどは個人的にはその代表的なものだと思います。
自分の好きな球、甘い球と思ったものの、そのボールの情報(コースや高さ、球種)を正確に処理できていないため、実際の動作と処理した情報の間にずれが生じ、打ち損じとなります。
動体視力を鍛えることでこういった打ち損じを減らすこともできますし、今まで苦手だったコースや球種の球の情報も正確に処理できるようになります。
もちろんバッティングのみならず守備や野球の細かいプレー1つ1つに動体視力は生きてきます。
では動体視力を鍛える方法として行うトレーニング方法を紹介していきます。
まず、両手の親指を立てて肩幅くらいの間隔で自分の前に出します。
その親指の先端を顔を動かさず目だけで交互に見ていきましょう。
10往復くらいでいいでしょう。これを3セットほどやります。
次にその親指を立てた両手を頭の高さと胸の高さくらいで上下にします。
そして、それをまた交互に見ていきましょう。
これも10往復3セットほどでいいです。
続いてこれを斜め、反対の斜めで10往復3セット程度やります。
これを毎日やるだけでも動体視力は鍛えられていきます。
また、相手がいるのでしたら、相手に人差し指を動かしてもらい、それを目で追うトレーニングも効果的です。
これらだけでしたら時間もかかりませんので毎日続けられると思います。
他に動体視力を鍛える方法としてトレーニングメガネというものがあります。
プロ野球選手はもちろん様々なアスリートの方も愛用しています。
自分も現役時代からずっと利用していますが、なにより魅力的なのはかけているだけで効果があるということです
かけているだけで動体視力を鍛えることができ、さらに先ほど紹介したトレーニングと組み合わせることでトレーニングの効果を大幅に上げることができます。
トレーニング時以外もトレーニングになっているといのはすごくありがたいです。
そういったものを活用することでバッティングに必要な動体視力を鍛えることもできます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は三振が多い原因と三振を減らす方法について紹介させていただきました。
最初にも言いましたが三振からは何も生まれません。
同じアウトでもランナー進める進塁打や犠牲フライの方がはるかにチームに貢献できますし、前に飛ばせばエラーなどによる出塁のチャンスも生まれます。
三振をしない選手というのはものすごく貴重な選手ですし、チームにとって大きな存在です。
そんな三振をしないバッターを目指して、そしてさらなるバッティング上達を目指して頑張って下さい。
もしよろしければ今回紹介した三振を減らす方法を取りれてみて下さい。
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