体が小さいとホームランは打てないというのは大嘘!身長とバッティング

体が小さいとホームランは打てないというのは大嘘!身長とバッティング

体が小さい ホームラン

 

体が小さい、身長が小さい選手はホームランが打てないって聞いたことないですか?

 

 

体の大きな選手の方が確かに打球を飛ばしそうですしホームランも打ちそうなイメージはあります。

 

 

それに野球の解説などでも体の大きな選手の場合一発が怖いというような言葉もよく耳にしますし、反対に体の小さい選手の場合長打はないみたいな言葉も多く聞きます。

 

 

 

体が小さい=ホームランが打てない

 

 

体が小さい=長打が少ない

 

 

こういったイメージや風潮があることから、体が小さいことに野球選手としてコンプレックスを持っている人もいます。

 

 

 

しかし、体が小さいとホームランが打てないというのは本当なんでしょうか?

 

 

 

また、体が小さい選手がホームランを打つには何をすれば良いのか?

 

 

そこで今回は体が小さい選手がホームランを打てるようになるために必要なことなどを紹介していきたいと思います。

 

 

 


体が小さいとホームランが打てないのか?

体が小さい ホームラン

 

まず今回のテーマである体が小さいとホームランが打てないのか?についてですが、これは結論から言えば大嘘です。

 

 

体が小さくたってホームランや長打は打てますし、実際にそういった選手は多くいます。

 

 

 

有名な選手で言えばメジャーリーグのアルトゥーベ選手は168センチと小さい体で20本を超えるホームランに200本安打とメジャーリーグを代表する打者の1人です。

 

 

 

日本のプロ野球なら吉田正尚選手は173センチとプロ野球界では小さい選手ですが本拠地が広い京セラドームでありながら20本以上のホームランに3割越えの打率。

 

 

 

 

ホームランの数以上にその素晴らしい打球の印象は多くの野球ファンに知られていると思います。

 

 

それに世界一のホームラン数868本の王貞治さんも体は決して大きくない選手でした。

 

 

 

彼らを見てもそうですし、体が小さいからと言ってホームランや長打が打てないなんてことはないです。

 

 

 

どうすればボールに最大限の力を伝えることが出来るか

 

 

ホームランの打ち方とはどんな打ち方か

 

 

 

このあたりをしっかりと理解し、身につけることが出来れば体の大きさに関係なくホームランは打てるようになります。

 


体が小さい選手がホームランを打つために

体が小さい ホームラン

 

では具体的に体が小さい選手がホームランを打つために何をすれば良いのかを解説していきます。

 

 

まず大事になるのが先ほど言ったどうすれば最大限にボールに力を伝えられるかです。

 

 

 

少なからず体小さいことで体が大きい人よりもパワーがないというのは否めない部分もあります。

 

 

ですが人間の体の仕組み、動作を正しく使えばそれをカバーできるだけの力を生み出すことは出来ますし、変に体の大きな選手がパワーだけで飛ばそうとするよりも打球は飛びます。

 

 

先ほど名前を挙げた吉田正尚選手のスイングを見れば分かりやすいですが、全身をこれでもかというくらい使ったフルスイングでボールを打ちますよね。

 

 

ボールにぶつけられる力を正しいスイング動作によってすべてボールにぶつける。

 

 

これが吉田選手が体の大きな選手に負けないホームランや飛距離を生み出す理由です。

 

 

 

腕だけでなく下半身を使ったスイングや正しい体重移動やバックスピンをかける技術。

 

 

こういったホームランを打つために必要なことを身につけ、スイング動作を完成させます。

 

 

そのうえで体が小さい選手の武器の1つである、高いコンタクト率が活きてきます。

 

 

人間は体の近くで作業をする方がより正確な動きが出来ます。

 

 

 

例えば文字を書く際でも腕を伸ばしきった状態で書くよりも体の近くで書いた方が字は綺麗に書けますし、ペンも扱いやすいはずです。

 

 

 

他にも食事で箸を使う時でも体の近くで使ったほうが使いやすいですよね。

 

 

箸でビー玉などを皿から皿に移す作業をするとした場合、わざわざ体から遠い位置で行う人はまずいないと思います。

 

 

 

バッティングでも同じことが言え、体が小さく手足が短い方が、ある種ボールへのコンタクトはしやすく、自分の体を扱いやすいと言えます。

 

 

体が大きいと、うまく体を扱いきれず、コンタクト率が下がり、パワーはあるもののジャストミートがなかなかできずアウトになってしまうことも多いです。

 

 

 

その点体が小さい選手はその高いコンタクト率を武器に、自分の体の使い方や、その精度を高めていけばジャストミート出来る確率はどんどん高くなります。

 

 

 

さらに、それに加えて先ほど言ったようなよりボールに大きな力を伝えることが出来るスイングが身に付けば

 

 

 

ジャストミート率が高く、大きなパワーを伝えることが出来る

 

 

 

ここまで出来れば体が小さくてもホームランはたくさん打てるようになるはずです。

 

 

 

まとめますと体が小さい選手がホームランを打つためには

 

 

 

体が小さい ホームラン
ボールに自分の最大限の力を伝えるスイングを身につける

 

 

体が小さい ホームラン
そのスイングの精度を上げていく

 

 

 

こういったことが必要になります。

 

 

 

 

 


注意点

体が小さい ホームラン

 

最後に体が小さい人がホームランを打つためにやってはいけない注意点を紹介します。

 

 

ここまで紹介したようにボールに最大限の力を伝えるスイングを身につけ、それを体が小さい選手ならでは高いコンタクト率で精度を上げていくことが出来ればホームランは打てます。

 

 

私が注意点として言いたいのはやみくもな筋トレです。

 

 

筋トレについてはホームランバッターになるにはこの練習が効果的!筋トレは今すぐやめましょうで詳しく解説していますが、パワー=筋肉というイメージは捨てて下さい。

 

 

確かに筋肉をつけることでパワーが増加する例はあります。

 

 

もちろん必要な筋肉を必要なだけつけるのであればそれは効果的なことだと言えます。

 

 

 

しかし、体が小さい分筋肉をつけてそれを補おうと、やみくもに筋トレをしても逆効果になることが多いです。

 

 

 

先ほどから言うように、体が小さいことで体を扱いやすかったらり、動きの精度が高いというメリットがあります。

 

 

しかしそれはあくまで自分に合った体のバランスであることが大前提であり、扱いきれない筋肉量や、ボディーバランスでは体が小さいことによるメリットを無くしてしまいます。

 

 

極端な例ではありますが160センチの選手が体重90キロや100キロになるまで筋肉を増やしてもそれをうまく使えるかと言われれば難しいですし、ケガのリスクも一気に高まります。

 

 

今回紹介したようにしっかりとボールに力を伝えるスイングを身につけその精度を高めればホームランは打てます。

 

 

パワーを補おうとやみくもに筋肉量を増やすのはホームランを打つ妨げになるのでやめたほうが良いので注意をして下さい。

 


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