バッティングフォームにおける頭の重要性とは
ではまずバッティングフォームにおける頭の重要性について紹介していきます。
頭というのは、正確に言うと
頭の位置や動きのことを意味します。
バッティング時の頭の位置はどうなっているか?バッティング時の頭の動きはどうなっているか?
これら2つによってバッティングは大きく変わってきます。
実際にバッティングフォームを確認する際に次のことを意識してみて下さい。
・自分の頭の位置はブレていないか?
・頭の位置が動いていないか?
自分では分かりにくいという場合は誰かにスイング時の頭の位置や動きをみてもらうと良いです。
もしバッティングフォーム、スイング時に頭の位置がブレてしまったり、動いてしまっている場合、それはすぐに改善するべきです。
その理由を分かりやすくするために、以下のことを実際にやってみて下さい。
まずわざとでいいので頭を動かしてみて下さい。
あとはそのまま頭を動かした状態でこれまで通りバッティングを行うだけです。
この時頭が動くことで目線も同時にブレてしまい、ボールがブレたり、動いて見えてしまうと思います。
バッターはピッチャーが投げたボールを目で見ることで、そのボールの情報(コース高さなど)を得ます。
そして、その情報を処理し、それに対する動きを脳から信号として体全体に送られスイング動作に入ります。
ピッチャーが投げた瞬間からバットに当たるまでの一瞬でこのようなことを無意識に行っているのです。
頭が動いてしまうことで、ボールの情報が正確に処理することが出来ず、ボールをジャストミートするのが難しくなってしまうということです。
もちろん、この例えはわざと頭を動かしているのでボールのブレも大きく感じてしまいますが、影響の大きさが違うというだけで頭が動くバッティングフォームの人はこれと同じことが起きているのです。
緩い球であれば、多少頭が動いたくらいなら問題ないかもしれませんが、球速が上がるにつれそのわずかな頭の動きがボールの情報処理に大きく影響してしまいます。
以上がバッティングフォームにおける頭の重要性です。
今一度自分自身のバッティングフォームをチェックしてみて下さい。
もし頭が動いてしまっているという場合は改善をすべきです。
≪バッティングフォームは頭を動かさないことが重要!
頭を意識することによるメリット
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