1つ目の手打ち改善練習メニューは回転式のイスを使ったティーバッティングです。
この練習はクルっと一回転するイスに座った状態でボールを打つという練習です。
まず準備してもらいたいのは1回転できるイスです。
こういったイスですね。
一応回転すればいいのですが、ひじ掛けや大きな背もたれなどがあるとスイングがしにくいので出来るだけシンプルなものがベストですね。
この椅子に座った状態でトスされたボールを打っていきます。
座った状態で足を実際のバッティング時と同じ幅で広げ、あとは普通に打ちます。
下半身がイスに座っているということで動きが制限されます。
その中で下半身をうまく使うには回転するイスの動きを使う必要があります。
この時の感覚が下半身を使ったスイング、体重移動時の動きと非常によく似ており、イスを使うことでその動きをスムーズに分かりやすくサポートできます。
ちなみに、手打ちがひどい場合ですとイスの動きをうまく利用できず、トスされたボールをうまく打てません。
この椅子に座った状態でも強い打球が打てるというのが最終的な目標です。
また、もし椅子は用意できたけどトスが出来ないという場合はイスに座った状態で素振りをするだけでも十分効果はあるので大丈夫です。