高校生投手
まずは高校生投手から。
今回の207年のドラフトでは投手がやや不作?というような声が上がっておりますがそんな中でもいい投手はいます。
プロ志望届を提出している選手では、青藍泰斗(栃木)の石川翔選手がまずは注目でしょう。
ストレートのスピードは151キロを計測したこともあるように十分です。
ただ、高校野球では何かと球速ばかりに注目が行きがちで、言い方は悪いですがスピードさえ出てれば注目されるみたいなところもあると思います。
ですが、この石川選手はスピードボールももちろん魅力的なのですが低めにしっかりとボールを集めるコントロールも持っています。
内外の出し入れはもちろんですし、ストレート変化球共に低めに集めるピッチングは高校性の段階としてはかなり出来が良いと思います。
ただスピードだけで注目されるピッチャーではなく、投手としての能力が非常に高く、おそらく今回のドラフトでも上位で指名される選手だと思います。
今後、ストレートのスピードやキレ、さらに変化球に磨きをかけていけば今よりもさらにピッチングの幅も広がると思います。
将来が非常に楽しみな選手です。
2人目は熊本工の山口翔選手。
こちらもマックス151キロのストレートと、スピードは十分です。
球速表示でもしっかりと数字は出ていますが、個人的には球速表示以上に感じる伸びとキレのあるストレートは非常に魅力的だと思います。
ストレートの質だけで言ったら今回のドラフト指名が予想される投手の中でもかなり良いほうだと思います。
ただ気になるのがコントロールです。
春の選抜ではストレートの威力は良かったものの高めに浮く場面が非常に多かったと感じます。
即戦力かと言われると少々厳しいかと思いますがしっかりとした指導者に出会い、コントロールが安定してくるようになればプロの舞台でもしっかりと戦える選手だと思います。
こちらもプロ野球関係者からの評価が非常に高い選手ですのでおそらく上位指名されると思います。
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