高校生野手
続いて高校生の野手です。
やはり何と言っても注目は早稲田実業の清宮幸太郎選手。
今回のドラフトの目玉はやはり何と言っても彼でしょう。
清宮選手に関してはいろいろな意見が飛び交っていますが私は非常に素晴らしい選手だと感じます。
入学前から注目され続けた3年間でしっかりと結果を残し続けたことは素晴らしいと思います。
バッティングは柔らかいリストとパンチ力のある打撃が魅力です。
木製バットへの対応という課題がまずはありますがそのあたりはあまり心配はいらないかと思います。
清宮選手はホームランバッターというイメージが強いですが対応力の高さも評価点だと思います。
ただプロですぐに活躍できるか?と言われると何とも言えないです。
おそらく1年間試合に出し続ければ2割3分 10本塁打くらいは1年目からでも打てるような気もしますがいづれは本人も言うように球界を代表するバッターになってもらいたいです。
素晴らしいバッターが多くいるプロ野球という世界で早く成長して、いづれは50本や60本シーズンでホームランを打てるような選手になってもらいたいです。
続いては広陵の中村奨成選手。
甲子園で1大会の本塁打記録を塗り替えた強打者です。
ただ個人的には中村選手の守備に非常に魅力を感じました。特に肩の強さには驚きました。
今回の大会記録更新によって打力に注目がいきがちですし、もしかしたらプロに入ってから内野手や外野手に転向するなんてこともあるかもしれませんが個人的にはキャッチャーでやっていってもらいなと感じます。
確かに打力は非常に魅力的ですが甲子園での大活躍によって世間の注目を集めたという印象が強いです。
もちろんいいいバッターなのは認めますが、やはり清宮選手と比べると実際はかなり差があると感じます。
捕手として育てて、打てるキャッチャーというのをプロの舞台で見せてほしいです。
こちらも即戦力というわけではないと思いますが上位で間違いなく指名されるでしょう。
続いては履正社の安田尚憲選手。
もともと注目度は高い選手でしたが夏の予選、U18世界大会での打撃によってさらに評価を高めた印象があります。
スイングを見てみると非常にシンプルかつ力強いスイングをします。
もしかしたら清宮選手や中村選手よりも早くプロで結果を出し始める可能性が高いのではないか?とも思っています。
パンチ力もある選手ですのでいづれはクリーンアップを任せられるような選手になってもらいたいです。
こちらも間違いなく上位で指名されるでしょう。
続いては花咲徳栄(埼玉)の西川愛也選手。
この選手は非常に全体的に能力の高い選手だと思います。
走攻守揃ったどこのチームでも必ず必要とされる選手です。
柔らかいバッティングとランニングホームランも話題となったその走力。
球団によっては清宮選手や中村選手安田選手よりも、西川選手のような選手を欲しがる球団もあるかもしれませんし、ここまでの3選手の注目が高い中であえて西川選手を指名するというのもありかと思います。
おそらく早い段階で指名されると思いますが個人的に注目度の高い3選手をあえて避けて取りに行くだけの価値のある選手だと思っています。
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